家々は壊され、人びとは屠られ、 皆、火と剣に捧ぐ贄(にえ)とされた。 あらゆる富がひと時に奪われ、 父祖の代より積み重ねし繁栄は、血と灰に変わる。 見よ、我らの大いなる都が、 劫火の中へと灼け落ちていく。 その偉容、その栄華、 もはや跡形もなく、ただ潰えるのみ。 ああ、堪えがたき悲愴なり―― 「流亡悲歌」第11篇44〜47節